【ネタバレあり】【感想】【解説】【イッキ見シリーズ】❸アイアンマン2感想小ネタ考察
お読みいただきありがとうございます!
最近は事のほか時間の使い方が上手いのか今まで見たかった作品を数多く見られていて、幸福度が高いMARVEL o us です。
前回から間が空いてしまいましたが、今回は「アイアンマン2」!!
振り返ってわかる伏線がたくさん含まれた作品でもあります!!
全部知ってたかチェックしてみて下さい!!
「イッキ見シリーズ」の一部になります! 自分個人の贔屓目な感想になりますのでご了承ください!! 小ネタ、感想どちらも気になるポイントにジャンプできるのでご活用くださいね〜
前回の記事はこちら
こちらの記事はネタバレありになりますのでご注意ください!!
「おまえは世界を変える。私が生み出したもので、最も素晴らしいものはおまえだ」
「アイアンマン2」作品概要
日本公開 2010年6月11日
制作 ケヴィン・ファイギ
制作会社 マーベルスタジオ
フェアビュー・エンターテイメント
配給会社 パラマウント・ピクチャーズ
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ(2013年以降)
監督 ジョン・ファブロー
出演 ロバート・ダウニー・Jr/トニー・スターク(アイアンマン)
グウィネス・パルトロー/ペッパー・ポッツ
ドン・チードル/ジェームズ・”ローディ”・ローズ(ウォー・マシン)
スカーレット・ヨハンソン/ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)
ミッキー・ローク/イワン・ヴァンコ(ウィップラッシュ)
サミュエル・L・ジャクソン/ニック・フューリー
ジョン・ファブロー/ハロルド・”ハッピー”・ホーガン
ジョン・スラッテリー/ハワード・スターク
クラーク・グレッグ/フィル・コールソン
作中モナコのレースの場面では、現実世界と同様の本人役として、
オラクル社のCEOラリー・エンソン
最近はtwitterなどで何かと話題のスペースX社CEOイーロン・マスク、
スターク邸でのパーティのDJにはアダム・ゴールドスタインがカメオ出演しています!
あとは前作の記事でも記載しましたが、トニーの相棒、ローディ役はテレンス・ハワードからドン・チードルに変わっている点も要注意です!
Rotten Tomatos
今回から参考用にアメリカ映画評論サイトのRotten Tomatosのリンクも貼っていきます。
こちらのサイトはアメリカ最大手のサイトで、非常にシビアな評価で有名です!
自分は批評とは名ばかりの甘々レビューばかりなので、並行してみてもらえると程よい塩梅になるかも!!
最近だとどなたでも気軽にレビューを投稿できるFilmarksなんかが人気だと思いますが、RottenTomatoは一般視聴者だけでなく、映画批評家がレビューをしているので信頼が厚いです!
気になる映画やドラマなど調べてみるのおすすめですよ〜
英語読めないよ!とか翻訳文の読むの苦手な方は、
トマトメーターとオーディエンススコアだけでも指標になります!
トマトメーターは前述の映画批評家による評価、オーディエンススコアが一般視聴者によるものとなっています!
小ネタ
今となっては壮大なスケール、作品数で展開されているMCUシリーズですが、今作にはそれに向けた各種伏線がとても多く散りばめられています!
アベンジャーズから現在公開予定作品までかなり長い目での伏線になってます!
❶ナターシャ・ロマノフ
MCU作品の中では今回が初登場となるナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウ
最初はスタークインダストリーズのCEOがペッパーに変わり、その下で法務部として正体を隠しながら登場します。
その美貌にしっかりとトニーも釘付けになり、スパーリングではハッピーにタップさせるほどの腕前も披露していますね〜
❷キャプテン・アメリカの存在
公開段階ではまだMCUとしてはハルク、アイアンマンの二人しか出ていませんでしたが、今作ではキャプテン・アメリカのシンボルの星模様の盾の模型が登場します。
後から見れば最重要キャラの布石ですが、作中では高さを合わせるためだけの材料とぞんざいな扱いです笑
後述しますがハワード・スタークがキャプテン・アメリカの誕生に噛んでいるためこの当時からすでにシナリオはあったみたいですね!
❸ハワード・スターク
トニー・スタークの今は亡き父親としてジョン・スラッテリーが演じています。
父としてよく思っていなかったスタークですが、自分を蝕むパラジウムに変わる元素を模索する中、ニック・フューリーより渡された遺品からその答えになる手がかりと、トニーの知り得なかったハワードの父としての姿を知ることになります。
S.H.I.L.D創設者ということが判明する今作ですが、「アイアンマン2」ではもちろんインフィニティサーガでみても重要人物となっていき、のちに登場するキャプテン・アメリカ、ウィンターソルジャーなど深い関わりが明らかになっていきます!
❹ジャスティン・ハマー
原作にも登場するキャラクターで、もともと兵器ビジネスでトップを走っていたスタークインダストリーズですが、前作で兵器産業がら手を引いたため、その後米軍の兵器コンサルタントとして彼がCEOを務めるハマーインダストリーズが変わります。
そういった経歴からトニー・スタークをライバル視しています。
確かな財力や技術を持っているのにもかかわらず、キャラクターがネックになており、なかなかの噛ませ犬っぷりを披露しています笑
そんな彼ですが現在制作予定の「アーマーウォーズ」にてローズ役ドン・チードルと合わせて再登場する予定です!
❺ウィップラッシュ
今作のヴィランであるイワン・ヴァンコ扮するウィップラッシュ
実は前作「アイアンマン」から存在を示唆されていました!
前作空軍の監視網に引っかかり、アイアンマンと空中戦をしたF-22戦闘機の2機こちらが英語字幕でみるとわかるんですが、それぞれ「ウィップラッシュ1」「ウィップラッシュ2」という呼び名で呼ばれているんです!
さらにイワンの父、アントン・ヴァンコは原作では「クリムゾン・ダイナモ」というヴィランです!
クリムゾン・ダイナモ自体は13代目まで存在していてすごい数です笑
❻ここにもテンリングス?
わかりやすく説明されるシーンこそないものの、今作でも確かにテンリングスの暗躍を確認できます。
イワンがモナコレースを邪魔するべく偽造パスポートを取引する相手がテンリングスの構成員なんです!
加えてなんとハマーが身につけているリングもテンリングスとの関与が見られます!
しっかりと暗躍っぷりを細かなシーンで表現してくるあたり憎いですね〜
❼スタークエキスポにスパイダーマン!?
ハマーを出し抜いて復讐を目論むイワンはスタークエキスポを遠隔操縦型ドローンでめちゃくちゃにします。
逃げ惑う観覧客の中にアイアンマンのお面をつけた小さな子供が逃げ遅れ、そのお面のせいでドローンにアイアンマンと認識されあわや!!というシーンがあります。
トニーが駆けつけ少年は助けられるんですが、この少年はなんとピーター・パーカーの幼少期という話が!
本当のことを言うと、これはあくまでオフィシャルから公にされた設定ではないのですが、のちのMCU版スパイダーマン役を演じるトム・ホランド自尊が言い出したもので、マーベル・スタジオとしては非公認なものらしいです。。。
しかしこの設定は後付けかつ、オフィシャルではないもののMCUが繰り広げてきた世界観があるが故に説得力を持つ非常に稀有な設定と今ではなりました!
自分もスパイダーマンもとい、トム・ホランドファンとしてはこの設定は強く推していきたいものとなっています!
❽コールソンの配属先
パラジウムに変わる元素の研究から逃げないようニック・フューリーの命を受けてお目付役として作中現れますが、新たに連絡が入り、ニューメキシコ行きの任務を受けます。
ニューメキシコはMCUシリーズ次回作の「マイティ・ソー」の舞台です!
そしてもちろん任務の調査対象はニューメキシコの地に墜落して現れた「ムジョルニア」です!
❾アベンジャーズ適性検査
ニック・フューリーとナターシャによって実はアベンジャーズ適正を図られていたトニー・スターク。
アイアンマンはメンバーとして適正はあるが、不合格とされ、今回は相談役として登用する。と言う二人の掛け合いが非常にユニークで見て面白いシーンですが、これがアベンジャーズとしての物語へのスタートとなります!
さらに注目すべきは二人を囲むスクリーンヴィジョンの二つです。
構図手前側で流れるニュース映像はMCUシリーズ前作「インクレディブルハルク」で起きた事件のニュースが流れています!
そしてそのスクリーンの対角上にある奥側のスクリーンでは世界地図が映し出されていて、フェーズ3の「ブラックパンサー」の舞台ワカンダがマーキングされています!
ここにも手の細かい伏線が散りばめられていました。
同タイミングで発生してる事件、この先に展開する布石と抜かりがありません!!
今回のスタン・リー
今回はスターク・エキスポに招かれた起業家として登場しています
Wikipediaによると世界で最も有名な放送人の一人でもあるラリー・キング役と乗っています笑
感想
シリーズ通しての魅力であるパワードスーツも携帯型などバラエティに飛んだ仕様なども増えてさすがでした。マーク5のあの装着シーン嫌いな人いないはずです!
過去からの因縁で現れるヴィラン、過去からの遺産で強くなるトニー、加えて作中に散りばめられたアベンジャーズに向けた布石等作品としても非常に良い作品です!
「アイアンマン」では常識離れした富豪トニー・スタークというイメージでしたが、そこには映らなかった弱み、人間らしさなどがみれたのもファンとしては見どころの一つだと思います!
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