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【ネタバレあり】【感想】【解説】【イッキ見シリーズ】❷インクレディブルハルク感想小ネタ考察

お読みいただきありがとうございます!

 

12月にはブラックアダムが控え、毎月のようにアメコミ映画がある幸せを痛感しています。 MARVEL o us です。

 

今回は「インクレディブルハルク」!!!

 

「イッキ見シリーズ」の一部になります!

自分個人の贔屓目な感想になりますのでご了承ください!!

小ネタ、感想どちらも気になるポイントにジャンプできるのでご活用くださいね〜

 

前回の記事はこちら

 

mravelous.hateblo.jp

 

※こちらの記事はネタバレアリになりますのでご注意ください!

 

 

「HULK  SMASH!!!!」

 

 

「インクレディブルハルク」作品概要

 

 

日本公開 2008年8月1日

制作 アヴィ・アラッド

   ゲイル・アン・ハード

   ケヴィン・ファイギ

制作会社 マーベル・スタジオ

配給 ユニバーサル・スタジオ

配給(日本) ソニー・ピクチャーズ

監督 ルイ・レテリエ

出演 エドワード・ノートン/ブルース・バナー(ハルク)

   ※ルー・フェリグノ(ハルクの声優)

   リヴ・タイラー/エリザベス・ロス

   ティム・ロス/エミル・ブロンスキー(アボミネーション)

   ウィリアム・ハート/サディアス・E・ロス

   ティム・ブレイク・ネルソン/サミュエル・スターンズ(ミスター・ブルー)

   タイ・バーレル/レナード・サムソン

   ピーター・メンサー/ジョー・グリラー

   ヒクソン・グレイシー/ヨガのインストラクター

   マーティン・スター/ロジャー・ハリントン

 

実はハルクをメインにした映画は今作から五年前に遡る2003年に一度「ハルク」アン・リー監督、エリック・バナ主演で公開しており、ユニバーサルピクチャーズが配給をしていました。(日本はUIP配給)

しかし当時の評判は芳しくなく、配給はそのままユニバーサル・ピクチャーズで制作をマーベル・スタジオが手がけます。

 

脚本のザック・ペンは「超人ハルク」に近い内容で書き始め、のちに主演のエドワード・ノートンが書き直していますが、クレジットはされていません。今作はリブートという位置付けになります。

 

こちらの「ハルク」ではドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」に登場する「グレン・タルボット」の役が存在していて、原作が同キャラであり関連はないですが、不思議な関係性を感じます笑笑

 

のっけから少々複雑ですが、混同しないように注意が必要ですね汗

 

小ネタ

❶ブルース!?

前回もありましたが、アベンジャーズ以降のハルクをご覧になっている方は、違和感を感じたのでは無いでしょうか?

そうなんです、今回は主演のエドワード・ノートンが今作にて降板しています。まさかの主人公が降板と小ネタというには少々大きすぎるネタですが、、、

 

降板理由としては、上記にも記載しましたが、脚本にも参加したノートンですが、マーベル・スタジオと脚本や編集について多く衝突したようで、両者の関係は不和状態となっていってしまったようですねー

 

以降のブルース・バナー(ハルク)役はもう皆さんお馴染みマーク・ラファロが演じています。ブルース・バナーの性格が若干異なっていますが、今とはなってはマーク・ラファロのブルースが板についているので、そこまで掘り下げるのも野暮かなーとも思います。

 

さらに加えて紹介すると

エミル・ブロンスキー(アボミネーション)役、ティム・ロスも「シー・ハルク」(2022)にて同キャラクター役として再登場しています!

 

サディアス・E・ロス役のウィリアムハートはのちにアメリ国務長官として「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」にてかなり間は空きましたが再登場していますね。

ですが2022年3月に前立腺癌合併症で亡くなっています。

MCUシリーズは開始からすでに14年経っているのでこういった離脱も避けられないものとなっています。。。

今後のMCU作品でも出演予定のロス長官役はハリソン・フォードが代役を務めることが決定しています!

 

mravelous.hateblo.jp

 

 

❷カメオ盛りだくさん!?

カメオというには少し異なりますが、MCUファンならではだったり、ユニークなキャスティングをご紹介します!!

 

ジョー・グリラー

ロス長官の同僚で出演シーンは長くはありませんが、このコワモテの俳優さんピーター・メンサーはこちらも「エージェント・オブ・シールド」にて別役ですが出演しており、こちらでは「コーバス」という宇宙人として登場していますね!

 

 

ヨガのインストラクター

冒頭ブルースのアンガーマネジメントの一環としてヨガ、合気道のインストラクターとして登場するヒクソン・グレイシーですが、彼は世代によってはご存知な方も多いかと思いますが、完全無敗のままキャリアを終えた数少ない伝説的な総合格闘家日本プロレスラー、格闘家なども負かしています!

 

ロジャー・ハリントン

ガルバー大学の学生でブルースにピザで買収され、研究室のパソコンを貸してくれるこちらもチョイ役の彼ですが、トムホランドスパイダーマンシリーズ(2017〜)に登場するピーターの通うミッドタウン高校の天然な教師で同役として出演しています!

なんだかんだシリーズすべてに登場しておりどれもその天然さから愛らしいキャラを見せてくれています笑

ここもまさかの9年越しの出演ですね〜!!

 

❸伏線となるのか?

フェーズ4の終わった現在でも、MCU序盤の作品からの伏線などは数多く存在しています。そんな中現状まだ出てきていませんがのちに伏線になりうる(なる予定)の設定が今作にも存在しています!

 

サミュエル・スターンズ(ミスターブルー)

ブルースの血清浄化を手伝うグレイバーン大学の教授、見たまんまの性格からマッドサイエンティストの域に一歩踏み込んでますね笑

そんな教授は、エミルの狂戦士としての欲望に脅されアボミネーションを作り出してしまいますが、その後暴れるアボミネーションに巻き込まれ吹き飛ばされた際に、ブルースの血液が混入してしまい頭部が変形後気絶してしまいます。ぱっと見ではマッドサイエンティストの不幸な死ともみて取れますが、、、

 

引用元 ttps://www.marvel.com/search?limit=20&query=the%20leader

 

原作には同名キャラクターで似たようなルックスのヴィランが存在しています!

原作では化学プラントの用務員で、放射性物質を扱う作業中の事故でガンマ線を浴びてしまい。自ら「リーダー」と名乗りヴィラン活動をしてきます。

「インテリジェンシア」という組織も結成しています。

ディズニープラスで配信中の「シー・ハルク」にて同名組織「インテリジェンシア」は登場したもののスターンズの登場はなく考察勢を見事にミスリードしましたが、「D23 EXPO」にて2024年公開「キャプテン。アメリカ/ニュー・ワールド・オーダー(原題)」にて登場すると発表されています!!

 

レナード・サムソン

事件後失踪した、エリザベス・ロス(ベティ)が交際した恋人でブルースの存在を確認し軍に密告してしまいますが、ベティが危険に晒されてしまい、

 

「奴はベティを守った。あなたは殺しかけた」

 

カタルシスを感じさせてくれるセリフが印象的なキャラクターです!

こちらも原作に同名のキャラクターが存在しています!

ドク・サムソンというヒーローで、ガンマ線を浴びたことにより髪色が緑色に変色し、ハルク同様の超人的パワーを持ち合わせています!

ハルクと異なり理性がある点、髪の長さでパワーが変わるなど一長一短なヒーローですね!

 

❸「超人ハルク

引用元 ttps://www.20thcenturystudios.jp/movies/incredible-hulk

今作でハルクの声を演じているのは、大学潜入時のこちらもピザで買収された警備員も演じたルー・フェリグノがアフレコしています!

フェリグノはテレビドラマ「超人ハルク」でハルク役を務めていました!

当時も活躍するボディビルダーで逞しい体つきはうかがえたかと思います!

 

さらに作中いくつか「超人ハルク」のオマージュシーンと思しき場面もいくつか存在します。

脚本の大元となっているせいか、こういったオマージュやカメオから「超人ハルク」へのリスペクトを感じますね!

 

❹ガルバー大学

ブルースがベティの様子を伺いに潜伏、のちにロス長官率いる軍と戦う舞台になるこの大学だが、のちに記載する、ソーに登場するジェーン・フォースター、エリック・セルヴィグらが務める同じ大学なんです!

ストーリー時系列的にはかなり近くこの戦いが起こっている時点では、二人はニュー・メキシコ州に滞在していたため遭遇はしていない設定のようですね〜!

❺トニー・スタークの影

大学でハルクを捕獲しようとする軍の使用する超音波発生機(勝手に読んでます)はスタークインダストリーのもので、この超音波発生の技術はのちのウォーマシンにも組み込まれていますね!

 

クレジットに名前の記載はありませんがポストクレジットにも登場するトニー・スターク。落ち込んでやけ酒をするロス長官に歩み寄りアベンジャーズ」の布石を展開しています。

 

今回のスタン・リー

今回は少し特殊で、2つカメオがあります!

一つは潜伏するブルースを見つけるきっかけとなってしまう、工場でブルースの血液が混入してしまったガラナを口にしてしまうお爺さん役でスタン・リーが演じています!

 

もう一つはブルース、ベティによくしているピザ屋のおじちゃん。こちらはポール・ソールズが演じていますが、そのピザ屋の名前は「スタンリー」!!

ポール・ソールズの見た目もスタン・リーに寄せている感じですね!

 

感想

主役の今作での降板からMCUた作品とのリンクがいまいち薄くなってしまいがちな点が少々悔やまれますね〜。

小ネタとしてもキャスティングに関するものが多く、コアなファンでないとなかなか気づけない物が多いですね(なのでこの記事で繋がりを強く感じていただければ幸いです!!)

シリーズ通してみてもハルクの登場は多々ありますが、ベティを守る理性が垣間見えたり少しタクティカルながらもハルクの雄々しさを表現しているアボミネーションとの戦闘シーンは今作でしか見られないものとなっているので印象深いシーンです。

ハルクのVFXデザインに関してはエドワード・ノートンの方が個人的にはかっこよくて好きですね笑

 

また気になるところとしては賛否共々話題を呼んだ「シー・ハルク」にて登場したあのキャラクターの存在や、現段階はまだ確定情報とまではいきませんが、原作「ワールド・ウォー・ハルク」を題材にしたマーク・ラファロ演じるブルースの初の単独作成作の情報もあります。

引用元 ttps://www.marvel.com/comics/issue/15873/world_war_hulk_2007_1

それに原作にはハルクに付随するキャラクターが数多く存在しています。

ハルクリング、アマデウス・チョ、レッド・ハルク、マエストロ、、、、

これらの登場作になるとよりアツい展開になりますねー!

 

 

 

 

ファンとしては待望な作品になるほか、権利はユニバーサル・ピクチャーズが有しているため長年マーク・ラファロ版の単独は実現されない状況でしたが、実現するとなればかなりの期待です!!

 

 

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