ネタバレあり感想「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3」最高のフィナーレ!!
お読みいただきありがとうございます!
待ちに待った「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3」みて参りましたのでネタバレ感想書いていきたいと思います!!!
こちらの記事はネタバレを含みます!
ご鑑賞前の方、苦手な方は十分にお気をつけください!!
公開前考察記事もご一緒にどうぞ!
あと本編前の広告で、「シークレット・インヴェージョン」の動画も流れました!
YouTubeで普段最新映像を見ていますが、スクリーンで見るとやはり一際ワクワクしましたね!
作品概要とあらすじ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 | |
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Guardians of the Galaxy Vol. 3 | |
監督 | ジェームズ・ガン |
脚本 | ジェームズ・ガン |
原作 | ダン・アブネット アンディ・ランニング 『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』 |
製作 | ケヴィン・ファイギ |
出演者 | クリス・プラット ゾーイ・サルダナ デイヴ・バウティスタ カレン・ギラン ポム・クレメンティエフ ヴィン・ディーゼル ブラッドリー・クーパー ショーン・ガン マリア・バカローヴァ ウィル・ポールター エリザベス・デビッキ シルヴェスター・スタローン チュクウディ・イウジ |
音楽 | ジョン・マーフィー |
撮影 | ヘンリー・ブラハム |
編集 | フレッド・ラスキン クレイグ・ウッド |
製作会社 | マーベル・スタジオ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 2023年5月3日 2023年5月5日 |
上映時間 | 150分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | MCU アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年) ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年) |
次作 | MCU マーベルズ(2023年) |
(wikipediaより引用)
あらすじ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、現在はノーウェアで暮らしていたが、ロケット・ラクーンの過去が明らかになり、彼を守るために、ピーター・クイルはガーディアンズを率いて、チームが解散するかもしれない危険な任務に挑むこととなる。
本作品は、ロケットの故郷であるハーフワールド(Halfworld)という、キーストーン・クアッドラント(Keystone Quadrant)星系内にある惑星とその周辺で物語が繰り広げられる。
(wikipediaより引用)
RottenTomatoes
寄稿中の現時点ではオーディエンススコアはまだついていませんが、132のレビューからなる、トマトメーターは79%と比較的高得点のようです!!!
感想
最高の連携戦闘シーン
これはひとまず最初に書いておきたい、クイル、ロケット、グルート、ドラックス、マンティス、ネビュラ、ガモーラが集結して敵船に殴り込むシーン!!
一連のカットで狭い通路で全員で戦う圧巻のアクションシーンでした!
監督もこだわったシーンの一つのようで何度でも見たくなる、まさに「AWESOME」なアクションでした!!
最高の音楽!!
やはりガーディアンズシリーズといば音楽も欠かせません!!
今作ではクイルよりロケットがはまってるような描写も多く、あの仲間の趣味が映る感じは形容し難いですがリアルに仲の良さや絆を感じられて好きな演出です!
スタートはRadio headのcreepから始まります!
ティーザーでも流れたRainbowのSince you been gone
HeartのCrazy on you
Earth wind fireの reasons
Space hogの In the meantime
変わり種だと改造生命体のの家庭で初音ミクみたいな声が聞こえたかと思いますが、
EHAMICの子犬のカーニバル〜子犬のワルツより〜という曲のようです!
そしてなりより一番やられたのは
Come and get your loveですね〜
これらapple musicだとプレイリストがあるので一気に確認できますのでぜひ!
ロケット
前情報よりロケットが今作メインとなるとされていましたが、今までガーディアンズにも明かされることはなかったロケットの過去が明らかになります。
まだ幼体の動物達の痛々しい描写など思わず目を背けたくなるようなシーンなどもありました。
ハイ・エヴォリューショナリーの実験体であり、中でも出来が良かったロケット。
ハイ・エヴォリューショナリーが実験の進捗に悩んでいるところ、ロケットはその頭脳を用いて解決策を導き出します。
しかし、解決法を出してしまったが故に、自らを含めたそれ以前の実験体は"用済み"となってしまい処理されることが決まってしまいます。
ロケットは同じ境遇の実験体ライラ、ティーフス、フロアと施設と逃げ出そうと目論みますが、ロケット以外は殺されてしまいます。
普段は悪態をついたり、そっけない態度をとるロケットですが、これまで仲間を失うことに関しては悲しげな表情を見せていました。
終盤には同じく実験体にされている動物達を解放しに向かい、「ラクーン(アライグマ)」という表記のケージも確認でき、ハイ・エヴォリューショナリーとの最終決戦で
「ロケット・ラクーンだ」と名乗るシーンは本当に胸熱なシーンでした。
ラストにはクイル、ネビュラ、マンティス、グルートみんなに認められて「船長(キャプテン)」となってガーディアンズを託されます。
クイルから授かった「ズーン」(音楽プレイヤー)で地球の音楽を楽しみながら、新たに加わった仲間を率いるキャプテンの姿は勇ましかったですね!!
ネビュラ
今作彼らの中でも一番印象に残っているのはネビュラでした。
多くの場面で仲間達を想っているシーンが見られ、時には怒り、時には涙して、、、
ロケットが息を吹き返して生還を知り涙するシーンは「指パッチン」によってロケットと過ごした5年間で深まった絆を強く感じました。
戦闘でも新たな左腕の力をふんだんに発揮したり、ジェットパックを身につけたり最前線を請け負っていましたね!
クイルとガモーラ
愛したガモーラをずっと忘れられず、酒に溺れる日々を過ごし、ネビュラのつてで「タイム泥棒作戦」により別の時間軸から来たガモーラと再会をします。
クイルは死んだと思っていたのでつい過去のガモーラを投影してしまう。
これまで通りウィットに富んだ憎らしくも愛しいキャラは健在で、ロケットが一時、心停止するシーンでの雄叫びは仲間を本当に失いたくないという強い思いがグッと来ました。あんなの泣かないわけがないです。。。
別次元のガモーラには突っぱねられっぱなしでしたが、仲間を思う姿、窮地での起点、無関係の弱者まで救わずにはいられないというラベジャーズからしたら甘すぎる精神などを経て、認められた様子のクイル。
それにグルートの「I am Groot」に対して最初は理解できなかったガモーラも終盤には他のガーディアンズ同様会話ができるようになってました!
明言されているわけではないですが、きっと心を開いたという表現ですよね!!
クイルにはガーディアンズという家族、血の繋がったおじいちゃんと向かい合い、立ち直ることができます。
別次元のガモーラにはスターホークが率いてマルティネックス、クルーガーなどもいるラベジャーズという新しい家族の存在も見られましたね!
グルート
毎作品で異なる姿を披露してくれる彼ですが笑
今作でも大活躍でした!
冒頭のアダム・ウォーロックの襲撃の時は身体をバラバラにされて頭だけになってしまい、また鉢から育てなきゃなの?と焦りましたが信じられない回復速度で成体に!!
お腹にブラスターを隠せたり、枝で羽を作って滑空できたり、"怪獣"モードに変身できたりなど、、、
なんか木製のヴェノムみたいでしたよね笑
マンティスとドラックス
異色のチームの中でもさらに一際おかしな二人。
この二人の凸凹っぷりは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」でも存分に発揮されていました。
今作では特にこの頼りない二人だからこそ見せられた演出がありました。
マンティスはパワー的に見て弱い(マーシャルアーツなんか普通に強そうでしたけど笑)、ドラックスは戦闘面で強くてタフでも、そこ抜けにアホです。
でもチームにはありのままでいていいんだと、そのままの自分でいていいんだと表現してくれました。
今作は一貫して、弱者へのこう言ったメッセージが感じられます。
敵対するヴィランが完璧を目指し改造を続けるハイ・エヴォリューショナリーであることをベースとしながら、どんなルーツを持つものでも受け入れるガーディアンズの新しい拠点である"ノーウェア"。
ある種「ポリコレ」や「多様性」での意見が飛び交うこのご時世の中ジェームズ・ガンらしい表現でした。
クラグリンとコスモ
「ヤカの矢」の習得がなかなかうまくいかないクラグリンと
念力で物体を動かすことのできるコスモ。
矢のコントロールの練習中にクラグリンがコスモに放った「悪い犬」という言葉で二人は喧嘩になります。
コスモのルーツは原作に乗っ取ったもののようでサラッとですがノーウェアの酒場のような場所で明らかになりましたね!
瀕死の重傷を負って、治療をしたいがハイ・エヴォリューショナリーによる制御を受けているロケットの体には治療ができません。
その解除法を手に入れるべく、一行は宇宙へ飛び立ちます。
一方で、この二人はノーウェアの留守を託されます。
戦闘を経て、クイルはクラグリンに応援を呼びます。
エンドゲーム以降、彼らはノーウェアの復興をしていましたが、まさかの惑星戦艦としての改良を施していたんです!!
ガーディアンズの撤退および、実験体としてとらわれる多くの子供達動物達の保護を請け負うさなか、ノーウェアは無数の敵兵に襲われてしまいます。
なす術のなさに唖然とするクラグリンはヨンドゥの言葉「心で飛ばせ」を思い出し、そこにはないはずのヨンドゥの姿を見ます。
そしてノーウェア、その民を守る一心で覚醒します。
ヤカの矢で敵兵を文字通り一網打尽に、、、と思われたが、
上級敵兵に矢をかわされ窮地に陥るクラグリン。
そのまえに現れるのはコスモでした。
ハイ・エヴォリューショナリーの改造を施されている上級敵兵は「ただの犬か」とコスモを揶揄します。
クラグリンはそれを否定し、「いい犬だ」とセリフとともにコスモの念力で石でサンドウィッチにして上級敵兵を倒します。
「そう思ってるのわかってたよ〜」と飛び跳ねるコスモが可愛すぎました!!!
このシーンめっちゃ好きで鮮明に覚えています!!
アイーシャとアダム・ウォーロック
シリーズ前作で登場した前身金ピカのソヴリン人が実はハイ・エヴォリューショナリーの産物ということが明らかになりました。
アダム・ウォーロックもおおよそ原作に近い設定で、ガーディアンズを全員のしてしまうほど強大な能力を持ってはいるが、善悪の判断がつかないなど他にも稚拙な様子が見られました。
母に言われるがまま動きますが、母も無くしてしまい、窮地にグルートによって助けられ、やり直すチャンスを与えてもらいます。
終盤、爆発し消滅する惑星から逃げ遅れたクイルを救うのは他でもないアダムでした。
アダムをもじって、ルネサンス期の画家ミケランジェロの名画「アダムの創造」の構図で感動的なシーンでしたがめちゃシュールでまさにガーディアンズらしい描写でした笑
ハイ・エヴォリューショナリー
まさかの原作にも登場する「カウンターアース」すでにありましたね笑
原作の設定とは少しニュアンスが異なっていて、完成した改造有機生命体のユートピアみたいな立ち位置でしたね。
さらには自分たちは逃げ出しつつその惑星を破壊してしまうという規模のデカすぎるヴィラン。
強大なヴィランではあったものの戦闘面での進化がいまいち足りなかったのか、常に一枚上手をいくロケットの反重力ブーツを前に意外にもあっさりと倒されましたね!!
それまでの描写があまりにも邪悪だったためカタルシスはかなり大きかったです。
新生ガーディアンズ!?
ラストのシーンでは新たなガーディアンズの(おそらく)一部のメンバーが確認できました。
ロケット
グルート
クラグリン
アダム・ウォーロック
救助された少女
の5人がガーディアンズのスーツを見にまとい襲い来る猛獣に立ち向かうシーン。
今後もスクリーンでの活躍が期待できるのでしょうか?非常に気になります。
救助された少女は今回確認できたのは白銀髪、オッドアイであること(両目の瞳の色が異なる)、両手からフォトンエネルギーのようなものを発生させられることの3点。
原作を考えてまだ実写化されておらず上記の特徴と被りそうなキャラクターはフィラ・ベルかなぁ〜?
とはいえ、今後の登場はラストテロップ的に「スターロードは戻ってくる」だったので新生ガーディアンズがどうなるかは怪しいラインですね〜
逆にクイルは地球に戻ってきたことからほかヒーローに物理的に近づいたのでどこかでふらっと出てくるんでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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