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早速今回は「シャザム~神々の怒り~」を公開日鑑賞してきましたので、感想を書いていきたいと思います!
この記事はネタバレありになります!
苦手な方は十分ご注意の上参照ください。
公開前考察記事もよろしければご一緒にどうぞ!!!
「シャザムッ!!!!!!!」
作品概要とあらすじ
作品概要
シャザム!〜神々の怒り〜 | |
---|---|
Shazam! Fury of the Gods | |
監督 | デヴィッド・F・サンドバーグ |
脚本 | ヘンリー・ゲイデン クリス・モーガン |
原作 | DCコミックス |
製作 | ピーター・サフラン |
出演者 | ザッカリー・リーヴァイ アッシャー・エンジェル ジャック・ディラン・グレイザー ジャイモン・フンスー レイチェル・ゼグラー ヘレン・ミレン ルーシー・リュー |
撮影 | ギュラ・パドス |
製作会社 | ニュー・ライン・シネマ DCスタジオ ザ・サフラン・カンパニー |
配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
公開 | 2023年3月17日 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | DCEU ブラックアダム(2022年) シャザム! シャザム!(2019年) |
次作 | DCEU ザ・フラッシュ(2023年) |
(wikipediaより引用)
あらすじ
魔術師シャザムから神々の力を授けられたビリー・バットソンと義兄弟達は、その力を使って悪と戦っていたが、ある日力を奪われた神々の娘達が復讐のために地球へと来襲してきた。
(wikipediaより引用)
RottenTomatoes
自分もそここそ驚きましたが、思っていたよりはトマトメーターが低めでしたね汗
前作が非常に高評価だっただけにハードルが上がってしまったのでしょうか?
個人的にはめちゃくちゃ好きですし、エゴサしても好評の声が多く見受けられました!!
感想
前作に引き続き、アメコミの好き嫌いに関わらず老若男女、どんな人が見ても楽しめるヒーロー&ファミリー映画に仕上がっていて、映画を観た後の満足度は非常に高く感じました!
ただただ勧善懲悪をするだけでなく。小気味いいギャグシーンや、里親家族だからこそより濃く映し出せる家族間の絆など、ビリー兄弟たちは家族としても友人としても絆があるように思います!
あとは個人的には世界観もかなり好きでした、永遠の石に隠された一面書物に囲まれた部屋、そこにいる魔法のペン・スティーブ!、ホグワーツを思わせる魔法の力だったり、神話に登場する個性あふれる怪獣たちなど、アメリカ、フィラデルフィアが舞台でありながらファンタジックな演出も結構好きでしたね!
良かった点
ビリーとフレディ
今作は体感的にこの二人が主人公だった感覚です!
ビリーは18歳になる手前で、里親制度、家系の都合上やっと見つけた自分の居場所にいられなくなる不安に駆られています。
前作からのヒーローとしての不安定さに加えてこの精神的不安も重なり、兄弟たちにはリーダーとして「全か無か」というルールも決めて、束縛の強い兄になってしまっていました。
里親のローザには兄弟で唯一母とは呼べないでいるビリー。
ヘスペラ、カリプソとの戦いで、兄弟たちは変身能力を奪われてしまい一人で戦うことになりますが、マーリンも含めて家族はビリーを信じ団結して叩きます。
ビリー自身も家族を守るために犠牲を厭わず最終決戦に望みます!
ローザとハグをして家族だと認められるシーンはめちゃくちゃ感動しました
フレディは物語前半では冴えないビリーとは対局で、アンと出会い前作のナード感満載のところから一皮剥けるチャンスが訪れます。
ヒーローが好きすぎてヒーローのことをひけらかしたり、チョケがすぎる印象のフレディ。
動機としては単純にアンへの一目惚れですが、とはいえフレディも守るべきもののためには自己犠牲も厭わず、能力を奪われたアンを自分も変身能力はなくともドラゴンに立ち向かい、アンを守ろうとするシーン本当にカッコよかったです!
中でもアンがフレディに言ってフレディがアンにかえした
「あなたの魅力はあなた自身だよ。」
ヒーローものにはよくある言い回しではありますが、純真無垢なそのセリフは刺さりましたねぇこのカップルはこの先も見てたいです!
ザッカリー・リーヴァイのあどけなさ
これは前作からもちろんなんですが、子供をそのまま大人にした表現がやっぱり良すぎますね笑笑
演出とのシナジーも強すぎて何箇所か笑っています場面もありましたね笑
特に今作はヘレン・ミレンに対するワイスピネタ、アベンジャーズネタなど、メタ的な発言が前作より目立っていたので同じように思った方も多いと思いますが、デッドプールみたいでしたよね笑
劇場販売パンフレット内のインタビューでも
「自分をDCユニバースでのデッドプールだと思っています」
との記事が載っていましたがさすがです。
しっかりその印象がついてます笑
ヴィラン
事前情報だとアトラスの娘たち全てが敵に回る絶対絶命感半端なかったですが、
復讐に燃えるカリプソがメインヴィランとなり、アンテアは平和を望み、ヘスペラは目的の遂行を第一とするという三者三様の意思が見て取れるのは期待を裏切られ展開としても良かったです。
さすがのキャスティングということもあり、しっかりとキャラが立っていましたね!
感想の冒頭にも書きましたが、ドラゴンのラドン、誕生する怪物サイクロプス、ミノタウロス、ハーピィ、ユニコーンは神話をベースとした怪物たちでベタと言えばそれまでですが、わかりやすい敵役となっていました。
あの人
ある夜、夢の中でビリーがディナーに誘われて、顔と正面の姿を頑なに写さずまさかの顔面だけマーリンとかいう強烈なシーン笑
あの描写には、DCのやり口か!と思っていましたが、
最終盤シーン、ちょっとほんとにビリー死んじゃうの?DCユニバース再編もあるしとか色々不安になっているところにBGMと後ろ姿でブーツの映るシーンには思わず痺れました。
考察記事でも書きましたが、その上まさか同作品中ジラされるなんて思っても見なかったのでガル・ガドットのワンダー・ウーマンは本当に大ファンな自分からしたらめちゃくちゃ待望でした!
「世界を救っていなさい」
いや流石にカッコ良すぎるて!!!
考察小ネタポイント
❶「キャプテン・マーベル」
こちらも考察記事に書きましたが、原作でマーベルとDCで過去に権利問題で揉めたシャザムの昔の名前「キャプテン・マーベル」が作中でコールされましたね!
こういう遊び心はなんぼあってもいいですからね!
❷今後のワンダーマンは!?
以前発表されたDCユニバースの再編成ですが、今作およびこの後に公開を控えている「ザ・フラッシュ」、「ブルー・ビートル」、「アクアマン・アンド・ロストキングダム」の3作品の位置付けは正直明確なものではありません。
しかしあの発表後に今作が公開されている状況を考えると、、、
ワンダーウーマン3作目は作成が頓挫したという情報が最後ではありますが、今後の新生DCユニバースでガル・ガドット演じるワンダー・ウーマンが見られる可能性が高いと思います!
あくまで個人的な希望的観測ですが、このままフェードアウトというのは考えたくない上、鑑賞した方の声もそう言った声も多くなってくると思うので、
ジェームズ・ガン総指揮にはこの声を汲んでもらえると信じています!
❸JSAに加入!?
JSA(Justice society of America)はDC作品での前作「ブラック・アダム」においてその存在が明らかとなりアマンダ・ウォラーの指令のもとヒーローのチームアップ組織。
今回ポスクレに登場したのはエミリア・ハーコート、ジョン・エコノモスの二人。
エミリアは「スーサイド・スクワッド'極'悪党集結」(2021)、「ブラックアダム」についで3回目の登場となります。
二人はビリーをJSAに勧誘しにきます。当の本人は「ジャスティス、、」までしか聞かず「ジャスティス・リーグ」に早とちりする上ネーミングがややこしいと文句までつけています笑
今作の映像だけではそのまま加入したかまでは描写されませんでした。
水面下で動きを見せるアマンダ・ウォラーは新生DCユニバースでもタイトルがあるので、今後ビリーはシャザムとしてJSAに加入するのか、それともジャスティスリーグに入るのか、要チェックですね!
❹Dr.シヴァナと芋虫。
前作のポスクレにも登場した投獄中のシヴァナとそれに語りかけてくる芋虫。
みなさん覚えていましたか?
前作の記事に記載しなかったのでここで解説すると、
あの芋虫はミスター・マインドというれっきとしたヴィランでシャザムに対抗するメインヴィランの一人です。
天才的な頭脳を持ち合わせ、マインド・コントロールなんかもできます。
原作ではJSAのついの組織「モンスター・ソサエティ・オブ・イービル」というヴィランのチームアップも行っています。
前作時点では明確なプロットはなく、今後の着任する人のために扉を開いておくスタンスで挿入されたポスクレだったようで、Dr.シヴァナは正体不明な芋虫に2年も待たされた上にこの先も待たされる羽目になるという幕引きでした。
これは今後の展開が不透明なDCユニバースのことを踏まえた、シャザムらしい着地点ではないでしょうか?
いずれ描かれるかもしれないミスター・マインド率いるモンスターソサエティオブイービルにも僅かながら期待しておきましょう!笑
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