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【解説】スパイダーマン裏話!

引用元

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Superior Spider-Man (2013) #31 | Comic Issues | Marvel

マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ|マーベル公式

 

 

ご覧いただきありがとうございます!

 

アメコミ関連の古着に目がないMARVEL o us です。

 

今回は自分の一番好きなアメコミヒーロースパイダーマン映画について紹介解説をしていきたいと思います!

僕の知る限りの知識をばらまいていきたいので対戦よろしくお願いします!

今回は中身がどうしても濃くなってしまう内容ですので、下部の目次から気になるところへジャンプもおすすめです!

(いや、もちろんぜーーんぶ読んでくれてもいいんですよ?)

引用元 ttps://www.marvel.com/comics/characters/1009610/spider-man_peter_parker?&offset=0&totalcount=18

 

 

※今回解説する内容の性質上『スパイダーマン』シリーズ(1~3)、『アメイジングスパイダーマン』シリーズ(1,2)、MCU版『スパイダーマン・ホームカミング』『スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム』『スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム』『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレを含みます。

ご視聴お済みでない方、苦手な方はブラウザバック推奨です!!!

 

スパイダーマン

もうこちらの記事をお読みの方で知らない人はいないと言っても過言では無いヒーローですが、しっかり紹介していきます!

スタン・リー原作、スティーブ・ディッコ作画による『Amazing Fantasy』#15にて初登場しました。「Friendly neighberhood(フレンドリー・ネイバーフッド)」「spidey(スパイディ)」なんかの愛称でもお馴染みですね!

 

従来のティーンエイジャーのキャラクターとは異なり、ヒーロー活動におけるメンター(指導者、助言者)を持たないことも特徴となる。スパイダーマンは、自らの過ちによって伯父の死を招いたことをきっかけにスーパーヒーローとして人生を歩むこととなり、「With great power comes great responsibility.(大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を教訓に成長していく。

引用元

ja.wikipedia.org

歴史が長いうえに、それ以上に人気を得たキャラクターで有名なヴィランも多く存在します。

 

実写化された作品のスパイダーマンたち

3シリーズの「スパイダーマン」実写化が存在します。

スパイダーマン』シリーズ

引用元 ttps://www.sonypictures.jp/he/72680

1つ目は名監督サム・ライミによる「スパイダーマン」シリーズ3作(2002,2004,2007)

サム・ライミスパイダーマン」と言われればこのシリーズのことを指します。

興行収入としても記録的な作品となり、今となっては数多く存在しますが、コミックを原作とした映画では、当時最も成功した映画ともされています!

 

小ネタ的な部分では、サム・ライミ代表作の『死霊のはらわた』シリーズで主演の「ブルース・キャンベル」のシリーズを通してのカメオ出演なんかも楽しめる点ですね!

しかもこのカメオ出演は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でも見られるんです!気になる方は是非チェックしてみてください!

 

トビー・マグワイア」主演ヴィランとしては、

が登場します。

当時のCG技術を結集して、リアルタイムで自分も見ましたが、ハイクオリティな出来に感動したのを覚えています。

 

アメイジングスパイダーマン』シリーズ

引用元 ttps://www.sonypictures.jp/he/915556

全シリーズの好評から同シリーズ4作目の声もある中、サム・ライミ監督降板によりリブート作品として位置付けて制作されたシリーズで、三部作の予定でしたが収益やのちに記載する利権関係にて2作品(2012,2014)で完結しています。

 

個人的には映像の鮮やかさや音響のとの融合性などかなり好きな作品です!

今作はそのまま「アメイジング」と呼ばれることが多いですね。

当時は3D映画が最先端としてどこの映画館でもよく上映されていてこのシリーズもその一部でしたね〜!

 

アンドリュー・ガーフィールド主演でヒロインが「MJ」ではなく、グウェンステーシーだったり、ピーターの親友のハリー・オズボーンとの関係も少しサム・ライミ版とは異なっています!

ヴィラン

が登場します!

 

MCU版「スパイダーマン」シリーズ

引用元 ttps://www.sonypictures.jp/he/2004803

トム・ホランド主演で上記2シリーズよりも少し幼いピーターの設定で、

単独作品は『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の3作品で、その他MCU作品でも出演しています。

 

MCUスパイダーマン、トムホ版スパイダーマンなどで呼ばれるこのシリーズ

人気ヒーローの実写映画、ホットなMCU作品群とのクロスオーバーに加えて主演トム・ホランドのあどけなさ、愛らしさによって更なる人気を確立しています!

登場ヴィラン

  • ヴァルチャー/エイドリアン・トゥームス(マイケル・キートン)
  • ミステリオ/クエンティン・ベック(ジェイク・ジレン・ホール)

が出てきます!

MCU版はいじめっ子ポジの「フラッシュ」が陰湿なタイプだったり、サイドキックポジで「ネッド」の存在があったりと内容的にはガラリと変わっていますね!

そしてなんと言っても3作品目の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は過去シリーズのヴィランが登場したり、スパイダーマンが集結したりと映画史に残ること間違いなしな作品でした涙

 

スパイダーマンをめぐる権利問題

実写映画スパイダーマンを語るにおいて外せないかつ、最もややこしいのがこちらの問題ですが、新規の方や知らなかったという方に向けて解説していきます!

 

※熟練者の読者の方いらっしゃいましたら適宜修正箇所があればご指摘いただけると幸いです!

 

まずは前知識として、コミック原作のものを映画化する際には、著作権などの他に映画化権というものが存在します。

映画配給会社(ディズニー、ユニバーサル、ワーナーなど)がこの権利を獲得し、その後映画化が決まるという流れです。

 

なのでたとえ出身(原作)が同じMARVEL comic だとしても、基本的に別会社の映画には出れないのです。。。

 

80年代後半にMARVELcomicsは経営難になってしまい、自社キャラクターの映像化権を切り売りしていた時期があったんです。そして97年に倒産してしまい、「MARVEL Entertainment」として再稼働ののちにディズニーに買収されています。

 

そして本題の「スパイダーマン」についてですが、

 

「スパーダーマン」の映画化権はソニーピクチャーズが獲得、サム・ライミ版で大成功を収めたソニーはリブートしたアメイジングスパイダーマンで興行がうまくいかず、同時期から始まるMCU作品へ合流するために、

ディズニー傘下のマーベルスタジオとパートナーシップ締結を結び、再びリブートしたトムホ版スパイダーマンが制作されていきます!

 

ざっくりいうと興行を上げるために、映画化権を所有するソニーピクチャーズの紆余曲折の合間に各スパイダーマンシリーズが作られていったと言ったところです!

 

ソニーとマーベルスタジオ間で何度か交渉をする中、トムホ版2作目『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公開中には、「スパイダーマンMCUから離脱するかもしれない」とまで言われたほどに悪化したタイミングもあったのです。

ここでの秘話はまた後ほど、、、

 

現在はどうなっているの?

2点3点を繰り返し複雑化を極めていますが、

現在もあくまで映画化権はソニーピクチャーズが所有しています。

MCU作品に登場しているのは締結を結んだ上での登場になっています。

 

なので、スパイダーマンは出張してMCU作品群に出ていると言ったイメージが分かりやすいかなぁと思います!

 

SSUとは?

引用元 ttps://www.sonypictures.jp/he/870740

今後のスパイダーマン関連の実写映画作品において

 

『SSU(Sony's Spiderman Universe)』

 

という言葉を覚えておきましょう!

この呼び名一つをとっても2017年からの4年間で上記で少し触れた権利問題によって何度もその名を変えています汗(SMU、SPUMCなどなど、)

2021年8月に決められてからは今のところ大きな動きはないので、一旦定着(?)と言ったところでしょうか。

 

短い期間でしたが、SPUMCなどは横で「MCU」が流行ってるだけあって、あまり使われていた印象はなかったですねえ笑

 

MCUについてはこちらからどうぞ!

mravelous.hateblo.jp

 

 

ソニーピクチャーズも『ヴェノム』を皮切りに現在のMCUとは異なる独自のユニバースを展開していくと発表しており、

現在既に公開済みまたは公開予定の作品は

  • 『ヴェノム』(2018)
  • 『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)
  • 『モービウス』(2022)
  • 『マダム・ウェブ』(2023予定)
  • 『クレイブン・ザ・ハンター』(2023予定)
  • 『エル・ムエルト』(2024予定)
  • 『ヴェノム3』(未定)
  • 『シルク』(未定)

などがあります!

 

そしてユニバースの名前に「スパイダーマン」と入っていること、展開されている(されていく)作品達がスパイダーマンと切っても切れない関係のキャラクター尽くしということから、必然的にSSUでも将来スパイダーマンが見られるかも!という期待が出てきます。

 

これに関してはあくまで自分を含めたスパイダーマンファンの希望であり、現時点で公式から発表されているというわけではないのでご注意。

 

加えると、トム・ホランド演じるスパイダーマンは既に3部作が公開していますが、

インタビューにてソニーピクチャーズのプロデューサーであるエイミー・パスカルが「トム・ホランド、MARVELとともに次のスパイダーマン映画(3部作)の制作に入っています。」と答えていたり、ケヴィン・ファイギも「トムホ版スパイダーマンは複数のシネマティックユニバースを跨げる存在」と言っているので、やはりファンの妄想は止まりません。。。

 

まとめると、、、

ここまで慣れないながらたくさん描いてきましたが、要点だけ完結にまとめてみます!

 

  • スパイダーマン」実写作品は3シリーズある。
  • 映画化権はソニー・ピクチャーズか獲得後、ずっと保有している。
  • 配給会社が大人の事情でかなり揉めて紆余曲折の末、現在は概ね良好。
  • これからの作品展開が広がっており期待が膨らむ。

と言ったところですね!

 

これからもここら辺の動向にはファンとして目が離せません!

随時新作情報やその考察なども書いていきます。

個人的には現在の着地点が両配給会社、ファンも含めいいオチどころだと思っていますが皆様はどうでしょう?

 

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