お読みいただきありがとうございます!
当日中に投稿したかったものの流石の強烈な2作品で叶わずでした笑
今回は話題沸騰中の「ザ・フラッシュ」感想・考察やっていきます!!
同日公開の「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に負けず劣らずの満足感でした!!
ワクワクのサントラも合わせてぜひ!
以下関連作品のネタバレを含みますので苦手な方はお気をつけください!!
「Let's get nuts !」
作品概要
ザ・フラッシュ | |
---|---|
The Flash | |
監督 | アンディ・ムスキエティ |
脚本 | クリスティーナ・ホドソン |
原作 | ロバート・カニガー カーマイン・インファンティーノ 『ザ・フラッシュ』 |
製作 | マイケル・ディスコ バーバラ・ムスキエティ |
出演者 | エズラ・ミラー サッシャ・カジェ マイケル・シャノン ロン・リビングストン マリベル・ベルドゥ キアシー・クレモンズ アンチュ・トラウェ マイケル・キートン |
音楽 | ベンジャミン・ウォルフィッシュ |
撮影 | ヘンリー・ブラハム |
編集 | ポール・マシュリス |
製作会社 | DCフィルムズ ザ・ディスコ・ファクトリー ダブル・ドリーム |
配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
公開 | 2023年6月16日[1] |
上映時間 | 144分[2] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | DCEU シャザム!〜神々の怒り〜(2023年) |
次作 | DCEU ブルービートル(2023年) |
(wikipediaより引用)
あらすじ
フラッシュことバリー・アレンは母親のノラの死を防ぐために時間を遡るが、スーパーマンによって倒されたはずのゾッド将軍が復活してしまう。バリーは若い頃の自分、ブルース・ウェインことバットマン、そしてスーパーガールの助けを借りることとなる。
(wikipediaより引用)
公式サイトはこちら
RottenTomatoes
トマトメーター66%
オーディエンススコア87%
批評家の評価はやや厳しめといった形でしょうか?
舵取りの難しい状況のDCEUの中これまでのユニバースにピリオドをうつ今作ということもあり、あらゆる視点での意見がありますね!
感想
難しい状況下の中、ファンが喜べる多くのサプライズや、マルチバースをめぐるプロット共に満足度も高く、2時間24分という時間もあっという間に感じる作品でした!
カメオ
やはり一番気になっている方が多そうなカメオについて最初から書いちゃいます!!
今作かなり多くのカメオがありました!!
マイケル・キートンだけじゃない!?
まずはマイケルキートン!
これはいうまでもないですね!今作の目玉でした!
バットモービルもやっぱりクラシックなあのバージョンも捨て置けません!!
そのバットモービルから過去バリーが拾ってきた「笑ぶくろ」あれはマイケルキートンのバットマンシリーズでジャックニコルソンの演じたジョーカーのものですね!
ロン毛で出てきた時はびっくりしましたけど、セルフオマージュシーンも多くありブログ冒頭にも書いた「let's get nut」のセリフやカーラをロシア軍の基地から救出する際に現在バリー、過去バリー、カーラを昇降機に載せた際の体重を尋ねるシーンなど、かなり細かなところまでオマージュしていましたね!!
気づけて普通に嬉しかったです笑
そして今作一番の驚愕ポイント!!
全てを終えてきて本来の時間軸に帰ってきたバリーですが、一連のことからブルース・ウェイン(バットマン)に連絡をします。
その途中「もう目の前だよ」とお馴染みの高級車から現れたのは
ベン・アフレックのブルース・ウェインではなく、、、、、なんと
ジョージ・クルーニー扮するブルース・ウェイン!!!!!!
ここの説明に関しては過去にこちらで紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください!
これ実際に僕が見ていた劇場でも自分も含め歓声、笑い声が起きるほどでまさかすぎる本当に驚愕のサプライズでした!!!!
ジャスティスリーグ
エズラ・ミラー演じるフラッシュにおいてジャスティスリーグの面々は切っても切れないですね!
ガル・ガドット演じるワンダーウーマンは冒頭からさらっと参上して、フラッシュとベン・アフレックのバットマンの応援に駆けつけてくれましたね!
しっかり真実の投げ縄も健在であらぬことまでバリーが吐いてしまう始末でした笑
残念なことにヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンの姿見られず、後ろ姿のみの意味深な姿写っていましたね!
そしてなんとジェイソン・モモア演じるアクアマン(多分同じ)もポストクレジットにて登場しています!
「アクアマン・アンド・ザ・ロストキングダム」を控えているファンからした安堵しましたね笑
次回作でもジェイソン・モモア演じるアクアマンが見られそうです笑
過去に戻って分岐した世界でアーサー(アクアマン)の父と連絡をとるシーンでお父さんも登場していました!
今作ではサイボーグの姿は1カットも見られませんでした。ここは少し残念なポイント、、
過去のDCシリーズ
スピードフォースの演出のシーンで別世界ごとが衝突してしまいユニバースが破壊されてしまうという展開が起こり、そのシーンには数多くのカメオが!!
このシーンではその多くがCGによる描写ではありましたが、過去シリーズを見てきたファンには胸熱な展開だったのではないでしょうか??
ヘレン・スレイター版初代スーパーガール
ザ・フラッシュ過去シリーズ
そして何より!!
この説明をしておきます!!
ニコラス・ケイジのスーパーマンは映像作品として存在していません!!
これは幻のスーパーマンなんです!!
マイケル・キートン版バットマンの監督を務めたティム・バートンが監督を務め制作されていた「Superman Lives」という作品こちらは当時諸々の状況から制作が中止となってしまっていたんです!!
ニコラス・ケイジ自身も大のアメコミ好きとして知られており、息子さんの名前はスーパーマンの本名から持ってきたりするほど!
役者本も含めコアなファンまで感動一入な展開だったんです。
あんなの誰が予想できたでしょうか涙涙
マルチバース
昨今の映画ではちらほらみられるようになった「マルチバース」
タイム・トラベルを使った現象の説明に関してはどの作品でもそれぞれの解釈となていて内容理解の障壁になりやすい展開です。
しかし今作はマイケル・キートンバットマンの「スパゲッティ」での説明やスピードフォースでの演出など一作の中で展開していくにはかなり収まりが良かったと個人的には感じました。
スピードフォースを囲んで映画のフィルムのようにコマ送りでの表現はユニークで結構好きでしたね!
フラッシュ
エズラ・ミラー版のフラッシュはこれまでオリジン的なものは描かれずに来ました、しかし今作でそのオリジンが判明したほか、冒頭の病院から赤ちゃんを救出するシーンでは、初見の人たちにもわかりやすくフラッシュの能力や、その弱点などを紹介するには完璧な演出になっており、視聴者の心を掴むにバッチリでした!!
耐え難い経験(過去)を変えたいがためにマルチバースの過去にも未来にも影響を及ぼし、どう抗っても変えられない不変の事象に直面してしまいます。
そこで母から言われた「どうにもならないこともある」の言葉を理解し堪え難い過去を乗り越えるという展開は、涙なしには見られませんでした。
これまで何かと暗いイメージのあるDCシリーズの作品ですが今作はバリー・アレンというパーソナリティも生かしたコメディ要素も多分に含まれていました。
それもわかりやすくいわゆる「お笑いシーン」としての盛り込み方でこれからのDCの作品のイメージを印象付ける働きをしていますね!!
分岐した世界
上記でも紹介したフラッシュがタイムトラベルした後の世界。
この世界でマイケル・キートンのバットマン、サッシャ・カジェ演じるスーパーガールの敗北が避けられない事象となっていて、(同時にゾッドの侵略を阻止できない)過去バリーはこの事実に直面して勝利のシナリオが引けるまで取り憑かれたように、スピーフォースを利用し時間の巻き戻しを行います。
正直この展開はかなり度肝を抜かれました。
メタ的な意見になりますが、確かにこれを繰り返せばどこかで勝利のシナリオに辿り着けるはずです、。
しかし映画でその展開を起用するにはなんというか言語化はできませんが、あってはならないシナリオだと頭のどこかで勝手に認識していました。
そしてこのシナリオを利用しつつどのルートも助からない、その次元自体が地球破滅のルートで障害となっていたのは現在のバリーというプロットです。
フラッシュの「過去に囚われず、未来に進まなければならない」という命題を表現するのにはまさにぴったりのプロットでした!
カーラ・ゾー=エル
まず言いたいのはサッシャ・カジェが気鋭の若手俳優ということです!!
これはキャスティングが判明した段階からわかっていた話ではあるんですが、劇中のあの堂々たる演技は到底若手俳優とは思えない存在感でしたね!
スーパー・ガールというキャラクター自体に歴史のあるものな上に今回は初めての黒髪のスーパーガールと注目を集めていたようですが、本当に素晴らしい演技力でした!
今回は破滅の運命から逃れられなず配送してしまう役所でしたが、再演を望む声も多いのではないでしょうか?
今後のスーパーガールの動向は要チェックですね!!
アクション
フラッシュの超高速アクション光の引き伸ばしや、巻き戻っているような描写など、
加えて2人のバットマンの空中アクションでの翻る姿はやっぱりめちゃくちゃかっこよかったです!!
しかし一つだけ苦言を呈するとすれば、、、
プロモーション時点で公開しすぎ!
という点ですかね苦笑
新弾ティーザーを見るたびにギャーギャー騒いでるのでどの口が言ってんだって感じになりますが、、、、
大きな魅力であるアクションシーンが結構CMとして出払っていたのでは?という率直な感想があります。もちろんダークフラッシュのシーンなど根幹のところは初見でしたがただ広告が重要というのもわかりますし、、、難しいところです。。。
作品の裏側
やはり今作の裏側のこちら側(リアルな現実世界)でのこと、関係者の問題やユニバース(配給元関連)の変更やそれに関する問題など、こういった活動をしているからこそ知る問題などが裏にあり、複雑な胸中出会ったことは事実です。
しかしながらそれを踏まえても、多くのサプライズや作品のクオリティにはとても満足しているというのも同時に事実です!!!
コメディ調な要素やカメオというものは昨今の映画批評では、低評価の的であるため多少なりそういった評価があるのは仕方ないかなと思っている次第です。
今後のDCユニバースは!?
次回作として控えるのは2ヶ月後の2023年8月18日全米公開予定の「ブルービートル」
ジャスティスリーグの面々などのこれまでのキャスティングがどうなるかは現時点では明らかになっていません。
今作で人気を得るであろうサシャ・カジェのスーパーガール、DCに欠かせないスーパーマン、バットマンの2大巨塔など気になって仕方がないですが、当ブログでは押してやまないジェームズ・ガン新総指揮の手腕を信じて待ちましょう!!
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