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まだまだ「アントマン&ワスプ：クアントマニア」の興奮も冷め止まぬところですが
今回は3月17日公開「シャザム！〜神々の怒り〜」についての考察と当ブログでは前作「シャザム！」についてもご紹介していなかったので、おさらいも含めて前作および、原作のシャザムの解説もして行きます！
気になるところだけでもぜひご覧ください！
アントマン&ワスプ：クアントマニアの記事はこちらからどうぞ！
公開前考察
ネタバレあり感想記事はこちら
この記事は「シャザム！」の関連作品のネタバレを含みますので苦手な方はご注意ください。
「シャザム！！！」
原作のシャザム
元々の名前はキャプテンマーベル？
原作のシャザムには「キャプテン・マーベル」というもう一つの名前があります！
「シャザム/キャプテン・マーベル」は権利問題がややこしいアメコミヒーローの一つで、DCcomics側は「キャプテン・マーベル」とそれに付随する「マーベル・ファミリー」が「スーパーマンの盗作」だと実際に訴えていて、1950年代には売上低迷もあり一度廃刊となってしまっています。
そしてその後1970年代にこのキャラクターの版権を獲得しDCcomicsのキャラとして描かれて行きます。
しかし今度はすでにこの時期にはMARVELcomicsがマーベルを商標登録しておりタイトルを「SHAZAM!」に変更しました。
なかなかの紆余曲折を経て現在知られるDCcomicsのシャザムに進化してきたんです笑
困惑する方も多いと思いますが、当然これはMCU映画にも登場したMARVELのキャプテン・マーベルとは別の存在になります。
そして初登場時はDCcomicsではなくフォーセットコミックスから登場しており、1940年刊行の「ウィズ・コミックス」が初登場作品です！
原作のビリー/シャザム
主人公はウィリアム・ジョセフ・"ビリー"・バットソン。
ビリーは双子の姉を持っていて、両親は考古学者でした。
両親はエジプトでラムセス２世の研究中に助手であるテオ・アダムに殺害されてしまいます。テオ・アダムはのちの「ブラック・アダム」。
ビリーは双子の姉とも離れ離れになってしまい、遺産目当てのおじさんに引き取られるも、追い出されてしまい、地下鉄でホームレス同然となってしまいます。
地下鉄で魔術師シャザムと出会い、後継者に認められ神々の力を身につけます。
ビリーは「SHAZAM！」と称えることで子供の姿から以下で説明する能力を身につけた成人男性の姿に変身することができ、逆に変身中にもう一度唱えると元の姿に戻ります。
どちらも唱えるとともに稲妻が発生し、この稲妻を攻撃に利用したり脱出の助けになったりする場面もあります！
「SHAZAM」は与えられた神々の頭文字からきており、それぞれ下記の能力になります。
S:ソロモンの知恵
H:ヘラクレスの剛力
A:アトラスのスタミナ
Z:ゼウスの全能
A:アキレスの勇気
M:マーキュリーの知恵
これらの能力を身につけたシャザムは、スーパーマンに匹敵するほどの能力を持っています。しかし、中身は子供であるビリーのままという弱点があります。
これは同時にこのキャラクターの魅力の一つになっていますね！
マーベル・ファミリー
ビリーのほかに、双子の姉メアリー・バットソン、友人のフレデリック・フレディ・フリーマンも「シャザム」の力を分け与えられてヒーローになっています。
「シャザム！」(2019)
あらすじ
身寄りのない思春期ど真ん中の子供、ビリー。ある日突然、彼は魔術師からスーパーパワーをゲット！「シャザム！」それは、最強でサイコーな魔法の言葉！これを唱えれば、筋肉ムッキムキ！稲妻バッキバキ！のスーパーヒーローに変身できるのだ！ヒーローオタクのフレディと一緒に、悪ノリ全開！止まらない！そんなスーパーぱわー絶賛ムダづかい中のビリーの前に、科学者Dr.シヴァナが現れる。手に入れたスーパーパワーのために、フレディがさらわれてしまう・・・
ビリーはついにヒーローとして目覚める！
「シャザム！」公式サイトより引用
https://wwws.warnerbros.co.jp/shazam-movie/1/about.html
ROTTEN TOMATOES
映画批評家、一般視聴者どちらからも好評を得ています！
メタ的なことを言うと、この当時(言ってしまえば最近でも)DC作品には過去登場の作品からの影響で、シリアス、暗いなどのイメージが定着していました。
他の映画でネタにされるような場面も、、
そんな中コメディ要素全開で家族という温かいテーマを扱う作品だったので、これでガラッと印象の変わった人も多いはずです！
キャスティング
原作とほぼ同じ設定で、ビリー役アッシャー・エンジェルももちろんのこと
里親兄弟を演じた
フレディ役ジャック・ディラン・グレイザー
ダーラ役フェイス・ハーマン
メアリー役グレイス・フルトン
ユージーン役アイン・チョイ
ペドロ役ジョヴァン・アルマンド
の演技は子役でありながらも個性的な各キャラクターを演じきっていました。
シャザム役のザッカリー・リーヴァイのコミカルな演技もまさに中身は子供！な全力っぷりで爽快でしたね笑
Dr.シヴァナ役のマーク・ストロングも多くの映画で敵役、味方役問わず活躍していますね！
最近だと「キングスマン・ゴールデンサークル」(2017)のマーリン役が記憶に新しいかと思われますが、「KICK ASS」や「グリーン・ランタン」などアメコミ関連でも活躍しています！
魔術師シャザム役ジャイモン・フンスーも「GotG」や「キャプテンマーベル」でコラス役を演じています。
その他作中には多くのDCヒーローのカメオ要素もあり特にフレディのヒーローオタクっぷりには共感が止まらなかったです笑
今作の敵は神！？
駆け足で原作、前作の紹介をしてきましたがいよいよ本題の「シャザム！〜神々の怒り〜」の考察に移って行きたいと思います！
ティーザー映像
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— DC公式 (@dc_jp) 2023年2月17日
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⚡神様だらけの最強バトル⚡
3月17日(金)開幕ッ💥
あらすじ
魔術師シャザムから神々の力を授けられたビリー・バットソンと義兄弟達は、その力を使って悪と戦っていたが、ある日力を奪われた神々の娘達が復讐のために地球へと来襲してきた。
wikipedeiより引用
前作よりさらにとんでもない展開になって返ってきています！
なんと今回ビリーの前に立ちはだかるのはシャザムの力の源である神の娘たち！？
ドラゴンまで暴れていて、アクションにはとても期待できそうです！
気になるポイント
DCユニバース
以前公開された今後の新生DCユニバースにおける今作の位置付けですが、公開が決定している4作品
「シャザム！〜神々の怒り〜」
「ザ・フラッシュ」
「ブルービートル」
「アクアマン・アンド・ザ・ロストキングダム」
は今後開幕するchapter1「Gods and Monsters」より前の作品でありながらも新生DCユニバースに組み込まれていくと発表されています。
少々曖昧な表現ではあるものの今後の展開と断絶することはなさそうなのでひとまず安心ですね！
ただし前作のポスクレに登場したスーパーマン、2022年公開のブラック・アダムらとの共演などはキャスティングの変更および制作予定変更から可能性は薄そうですね、、、
今年は今作を皮切りにDC作品が多数公開され、MCUは去年とは異なりスローペースでの展開ですので、2023年はDCユニバースの年になりそうですね！！
子役たちの成長
子供の成長は著しいもので「ストレンジャーシングス」などを見ていてもすごい感じましたが、シリーズ作品の間の現実世界の時間経過で思ったより大きく成長しますよね笑
前作の時点でも高い演技力を見せてくれた彼らは今作でも登場する予定ですので期待大ですね！
豪華キャスティングの神の娘たち！
今作ビリー達に立ちはだかる神の娘達にはレジェンドから期待の新星まで豪華キャスティングです！
アン(アトラスの娘)
レイチェル・ゼグラー
「ウエスト・サイド・ストーリー」(2021)にて約3万人の中から主人公役に大抜擢され、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞も受賞した新進気鋭の若手俳優！
youtuber としても活躍しているユニークなポイントもあります！
なお2024年には実写版「スノー・ホワイト(原題)」の公開も控えており目が離せません！
ヘスペラ(アトラスの娘)
2006年「クイーン」にてエリザベス２世を演じ各女優賞を総なめにしオスカー俳優となり、最近では大人気シリーズ「ワイルド・スピード」シリーズにも登場しているまさにレジェンド俳優！！
ティーザーにもあるシャザムと座って話すシーンはさすがすぎますね！笑笑
カリプソ(アトラスの娘)
チャーリーズ・エンジェルシリーズや「キル・ビル」(2003)などで人気を博し、
アメリカ合衆国アジア系女優の一線を走るこちらもレジェンド！
三名とも神の娘にぴったりな豪華な顔ぶれです！
今後のchapter1「Gods and Monsters」に絡めるにはもってこいな設定なのでこの辺りも注視して行きたいですね〜！
この姿は？！
こちらは本予告が解禁されて話題になった考察で、魔術師シャザムの杖を構えているキャラクターが、「ワンダーウーマン」ではないかと噂になっています。
このシーンのこの装備を見てみると、ガル・ガドット演じるワンダーウーマンの装備に酷似しています！！
ワンダーウーマンはシリーズ３作品目の制作の話がありましたが、多勢変更により中止されている現状で今後のDCユニバースでの動きも現在は明らかになっていませんが、カメオ出演、欲を言えば今後にも登場してほしいダイアナですが一体どうなるのでしょうか？！
今年のDCユニバースは本当に楽しみです！
余すとこなく楽しむために過去作の鑑賞おすすめです！
当ブログではしっかりDCユニバースについても寄稿していきますので気になる方は引き続きぜひチェックの方お願いいたします！！
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