ご覧いただきありがとうございます!
今年は行きつけの映画館が、公開日0時上映をやらないことがあって、ちょっと残念なMARVEL o us です!
何事も事前チェックは大切ですね、、、、
MCU最新作「アントマン&ワスプ クアントマニア」観てまいりました!
今作は正直複雑な心境です!!!
皆さんの感想も是非教えていただきたいです!!
以下ネタバレ含みますので苦手な方はご注意ください!!
アントマン見た後31のアイス食べたくなりませんか?
作品概要とあらすじ
作品概要
アントマン&ワスプ:クアントマニア
監督 ペイトン・リード 脚本 ジェフ・ラブネス 原作 製作 ケヴィン・ファイギ 出演者 製作会社 マーベル・スタジオ 配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ 公開 2023年2月17日 上映時間 125分 製作国 アメリカ合衆国
(wikipediaより引用)
あらすじ
サノスとの最終決戦でアベンジャーズと共に世界を救ったことにより、 スコット・ラング / アントマンと ホープ・ヴァン・ダイン / ワスプは有名なスーパーヒーローとなった。ハンク・ピムらもその恩赦によって、スコットの過失による罪が免除され、元の平穏な暮らしを取り戻した。ある日、スコットの娘であるキャシー・ラング が今後の脅威に備えて量子世界へと信号を送る人工衛星を開発するが、起動した影響で突然装置が光を放ち、ピム一家とスコットとキャシーは量子世界へと吸い込まれてしまう。やがてスコット達は、全ての時間を操る最凶の存在である征服者カーンと対峙することとなる。
(wikipediaより引用)
RottenTomatos
MCUとしてはきつめの批評家の評価が目立ちますね、、
逆に一般視聴者からは84%(2023年2月18日現在)と概ね好評といったところでしょうか!
感想
正直な感想として人によって意見の分かれそうなだなっというところが本音です。。
個人としての感想はまあまあ良かったあたりが腑に落ちるラインです。
偉そうな物言いであれなんですが、要因としては自分がMARVELファンすぎて多くを求めっすぎた結果ジレンマになっている感覚もありです。。。
良かった点
ストーリー展開
ストーリーで言うと、無垢なヒーローのスコット・ラング/アントマンの娘キャシー・ラングは親譲りで純粋な部分が原動力になっていました。
スコットも変わらず常にキャシーのことを第一に考える芯の強さが見られ、"可能性"のシーンでは全てのスコットが団結するシーンは胸熱でした!!
強大で凶悪なカーンを追い詰める手段もアントマンらしく蟻が窮地を救う展開はマイケル・ダグラスのかっこよさも合わせてかなり痺れるカットでしたね〜
ラストのカーンを量子世界から出さないように、キャシーを現実世界に返し、タイマンに持ち込むスコット、しかしカーンには及ぶことなく、あわやというところでゲートからはホープが帰還してスコットの窮地を救います。
このシーンは過去に量子世界に閉じ込められるという経験を共有したこの家族だからできた英断で、ハグをするスコットとホープには感動しました泣
圧巻の演技力
ハンク・ピム役マイケル・ダグラス、ジャネット・ヴァン・ダイン役ミシェル・ファイファーのレジェンド俳優はもちろんのこと、なんと言っても今作はカーン役ジョナサン・メイジャーズの演技力には文字通り脱帽でした。
ドラマシリーズ「ロキ」では「在り続けるもの」も演じており、"カーン"という原作アメコミでも屈指の複雑なキャラクターを器用に演じ分けていました。
今回の征服者にはまさに"はまり役"で圧倒的な強者感、存在感を一際はなっていました!
最新技術
量子世界のビジュアルもLEDボリュームという最新技術が用いられており、非常に美麗な映像の中作品は展開されて行きました。量子世界なので亜粒子以下の超超極小の世界の中に雄大な宇宙のような空間、その中に生きる生物や環境などはとても綺麗で幻想的なものでした。
他のレビューやプレミア公開での評判では「スター・ウォーズ」感があるとの声が多くあり既視感を指摘する声もありました。
宇宙間で起きる事柄が、量子世界内で起きているという声もあったみたいです。
ここに関しては個人的な考えですが、人類が広大な宇宙の観測や研究を進める中、足元の深海奥深くのことについては宇宙とより謎が多いという皮肉じみた現実と照らし合わせられて興味深く感じました。
この後のMCUの展開を考えると非常に期待値は上がりました!
サーガヴィランであるカーンとはどう敵対して、戦っていくのかここは皆さんも非常に気なる点かと思います。
悪かった点
戦闘アクション
アントマンの魅力である、縮小、巨大化を駆使した戦闘シーンがあまり見られなかったのは寂しかったかなーという感覚が残ります。
追い詰められたカーンと能力なしの殴り合いシーンはこれまでになく血生臭く昂らせるシーンでここは息を呑むシーンでしたね!
本題は、、、
メインがメインと感じずらかったというのもあります。
今回はアントマン3作品目であるのは間違い無いのですが、同時にフェーズ5のスタート作品の側面もあります。
コメディテイストで描かれてきたアントマンシリーズで、今作は意図してテイストを変えたわけですが、それの影響もあってかアントマンやワスプへのイメージよりも、これからのサーガヴィランであるカーンの紹介といったニュアンスが色こく残ってしまった感覚があります。
M.O.D.O.K
かねてより話の出ていたモードックについても、原作からの根強い人気のあるヴィランですが、MCU独自の路線で「アントマン」(2015)に登場したヴィランのダレン・クロス/イエロージャケットが量子世界に飲み込まれ、改造された姿という設定でした。
これは自分が原作ファン、M.O.D.O.Kを知っていたから(期待していたから)こそ、あの展開はもう少し他の展開を、、という気持ちになってしまいました。
考察ポイント5選
今作気なったポイントをご紹介して行きます!
❶お馴染みの仲間たち
シリーズ通して、スコットとは泥棒仲間だったカート役のデヴィッド・ダストマルチャンですが、今作でも意外な形で登場していたのは皆さん気付けましたか?
実は量子世界のレジスタンスの一人でスコット一行に自らの一部を飲ませて言葉を通じるようにしてくれたジェル状の生物「ヴェブ」の声を担当していました!
あの独特な動きも彼自身のモーションキャプチャーから作られているみたいです笑
この俳優さんも見事なまでのカメレオン俳優で、カート役の時にはロシア訛りのあるキャラクターでしたが、今回はしっかり別のキャラに仕上がっていてでもどこかカートを感じさせるキャラクターでしたね笑
かなりニッチな再登場でしたが気付けた時は嬉しかったです笑
こういう遊び心は嬉しいですよね
❷アントマンたちのスーツ
シリーズ通してわかりづらいですがマイナーチェンジしながら進化してきたアントマン、ワスプ、そして新しいキャシーのスーツですが、今作のスーツは、かなり小型化できていたようですね!
3人とも胸の中心には円状のデザインがあり、装着時に胸に装着後、スーツが展開されていく様子でした。ピム博士にかかればこの程度の小型化は造作もなさそうです!
❸やはり天才ハンク・ピム
今作で打倒カーンのかなり大きいピースとなった、アリ科学(確か字幕だとこうだった)ですが、量子世界に運ばれる中で、現実世界でいうと莫大な時間を経ていて、高水準の文明から学習して一国の軍をも凌げそうなレベルの進化をしており、恐ろしい学習能力を備えていました。
合わせて征服者カーンがカーン評議会から追放されて、量子世界から脱出する唯一の方法だったピム粒子は
未来から来て、なおかつ多くのマルチバースを経験した征服者カーンでも生み出すことが叶わなかった、
ということになります。
それを発明したハンク・ピムはやはり恐ろしいほどの頭脳の持ち主ですね!
❹カーン評議会
みんさんが気になっているカーン評議会について考察して行きましょう!
カーン評議会は原作にももちろん存在しています。
本編後のあの映像は原作そのままといってもいいほどでした。
カーンはMCU登場の「あり続けるもの」「征服者カーン」のように変異体が多く存在し、カーンではなく他の名前を語る変異体も多く中にはヒーローサイドのキャラクターになるものもいます。
カーン評議会(原作ではcouncil of kang)は各ユニバースのカーンが集まる文字通り評議会のことを指します。今作での征服者カーンの追放もここで決められていますね!
変異体の種類でもメインとなるナサニエル・リチャーズのほか、アイアンラッド、ラマ・タト、スカーレット・センチュリオン、イモータスなど多くの存在があります。
今回大きく登場した3人組のうち2人は容姿からすぐに推測できます。
一人はエジプトのファラオのような姿をしていた変異体です。
おそらく彼が「ラマ・タト」。
そして、3人組先頭で話していた頭飾りが特徴的な変異体は「イモータス」
もう一人は容姿だと推測しづらく断定はできません。
カーンを含め他の変異体については後日より詳しい記事を寄稿予定です!
この3人の会話では、追放したカーンは倒され、マルチバースに干渉しているという危機感を覚えています。
これはフェーズ4作品で何度かアベンジャーズのメンバーがマルチバースにふれていることを指しています。
マルチバースサーガの終盤に制作の決まっている「アベンジャーズ:カーンダイナスティ」「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の2作品でカーンは一体どのようにしてヴィランとなり、アベンジャーズは打ち勝つのでしょうか!!
❺ヴィクター・タイムリー
エンドクレジットでは「ソー/ラブアンドサンダー」以来のポストクレジット映像がありました。
ここには上記のカーンとはまた別の存在「ヴィクター・タイムリー」が登場し観客に
「時間はあらゆるもの」
「私たちが作れるかもしれない」
と演説をしていました。
客席側にはドラマシリーズ「ロキ」に登場したロキ、メビウスの面々がいました。
この映像はおそらく配信予定されている「ロキシーズン2」につながる内容だと考察できます。
原作でのヴィクター・タイムリーはカーンが1900年代にタイムトラベルしてきて、発明家として活動したのちに市長にまでになります。
その裏では未来の技術を利用していますが、この技術は後々ヒーローも用いるようにもなります。
この時代に来たロキたちはヴィクターを見つけ一体何をしているんでしょうか?
シーズン1でのラストから考えるにはマルチバースで分岐したそれぞれのカーンの調査をしていそうです。
メビウスの消えた記憶やTVAの存在などシーズン2のロキも目が離せません!
今回全く関係ない話なんですが
映画館で隣に来られた方がめちゃくちゃタバコ臭くて、なにぶん自分は人より鼻がよくかなり視聴に影響が、、、
皆さん映画館に足を運ぶ際にはみんなが気持ちよく映画を楽しめるように、周りの方やマナーには最低限の注意は計りましょう涙
おそらくまた見にいくので気付いたポイントなどあれば追記して行きます!
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